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  「マイ・ウラル」コンテスト応募作品    2007年12月
「ずっと思い焦がれていたサイドカー。これまでずっとBMW GSライダーであったため、このままバイク人生はBMWで完結すると思っていました。しかし、心の奥ではサイドカーへの興味がずっと消えずにおりました。
それは、例えばどんな新型のエンジンあるいは最新の機構があろうとも、二輪で走るバイクである限り、それがどんなに素晴らしいバイクなのか想像力を働かせることによって、一部理解することはできるのですが(もちろん、理解がそのまま正解であるとは言いませんし、いつだって新車を買うのには勇気がいるのですが・・・)、サイドカーだけはどんなに紙面に穴があくほどサイドカーの記事を読もうとも、あるいはサイドカー乗りの方の話を聞こうとも、体験として味わっていないので想像がつかない。なのでいつか一度でいいからサイドカーに乗ってみたい、ただただそれだけでした。
そして、乗るならウラルがいいとずっと思っていました。理由は多くのオーナーと同じく、二輪駆動であるからです。購入までには、壊れたらどうしようとかいろんな不安もありましたが、結局購入に踏み切った理由は上記のようにとてもピュアなもので、それが二輪駆動ならなおのこと想像できない楽しさだろうと思いました。そして、自分のバイクスタイルが林道中心のソロキャンプツーリングであり、いろいろな意味で合目的的であると考えました。
この写真は、本州のディーラーのHPの写真から一度も見ること無く(物理的に見てから購入することが困難だった)購入、カーフェリーに無人積み込みしてもらい、受け取りの時に初めて対面した記念写真です。というわけで、初めてのサイドカー、初めてのウラル初運転は、フェリーからの下船から始まったのでした。
エンジンも思いのほかあっさり始動、アイドリングもしっかり安定しています。船内の初運転は下船のためのスロープを上ることから始まり、50メートルくらいの端まで走行して、船着き場への下船用スロープを降りるまで。もう、感動ったらありません!
ところが、ここで洗礼を受けました。ゆっくり走っているのに下船スロープでどんどん左に左にと寄って行くのです。ちょっと慌てて停車しようとブレーキを握ったら、あと少しで海に落ちそうになりました・・・
どうやらいろいろいじくっているうちに知らないうちに二輪駆動になったまま下船挑戦したようでした。たくさんいる船員の視線を感じつつ、ハンドルを大きく右に切り直して下船成功。その後は明るいところでマニュアルを読みつつ、約50kmの帰路を3時間くらいかけて無事に帰宅いたしました。
ウラルはまだ慣らし期間中ですが、自分自身もサイドカーの運転慣らし中であります。そしてウラルにも。工具やねじなど造りの一つひとつに感動(ある意味感心でもある)の毎日。春になったら、いよいよ本格的に旅に出ようと心身ともに充電中であります。同士の皆様、どこかの道でお会いできますことを楽しみにしております!

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